【北京モーターショー06】紅旗 奔騰 はマツダベースのエグゼクティブカー

自動車 ニューモデル モーターショー
【北京モーターショー06】紅旗 奔騰 はマツダベースのエグゼクティブカー
【北京モーターショー06】紅旗 奔騰 はマツダベースのエグゼクティブカー 全 2 枚 拡大写真
北京モーターショー、一汽轎車期待の『紅旗』ブランドのショーデビューは、今年7月の一汽創立記念日に発表されたセダン『奔騰』だ。中国でのモーターショーへの出品は今回が初。

紅旗リムジンは政府要人のための特別なクルマだが、奔騰は企業の経営者など中国の「お金持ち」に向けた商品である。

外観からは想像も付かないが、このクルマのベースは『マツダ6』、つまりアテンザのセダンである。マツダは一汽轎車にマツダ6や旧型『ファミリア』の生産を委託しており、両社は技術提携の関係にある。マツダを高く評価している一汽側が「ぜひ紅旗ブランドに」と指名したのがマツダ6だった。

外観はフロントウィンドウと助手席/運転席ドアのガラスを除いてすべて再設計された。内装では後席まわりのパッケージングが一新され、室内高を充分に確保したフォーマルなセダンになった。

一汽轎車にマツダ6の生産部品を供給している日本のサプライヤーも全面的に協力したとのことで、後席での乗り心地の良さは中国の自動車雑誌が絶賛している。一汽側は正式には公表していないが、旧アウディ『100』をベースとした「小紅旗」に代わるモデルであることは間違いない。

《牧野茂雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『エクストレイル』e-POWER が走行不能に!…土曜ニュースランキング
  2. レクサスの最高峰セダン『LS』36年の歴史に幕、SNSでは「センチュリーが後継モデルに?」との期待も
  3. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  4. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  5. 「ヤリクロ超えたのでは?」スズキ『クロスビー』のフルモデルチェンジ級進化に「最近スズキすげぇな」などSNS興奮
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る