「新型『スカイライン』のダッシュボードの基本造形は、インフィニティ・ブランド共通の、ダブルウェーブです」と語るのは日産自動車プロダクトデザイン部プロダクトチーフデザイナーの長谷川浩さん。
「モニターを『V35』(先代)のような格納式ではなく、センターコンソールの一番上に配置した理由は、日本ではナビがほぼ標準、アメリカではまだ装着率が10−20%ですが、その率はやはり増えてきているから。また、バックビューモニターや、『フーガ』でも好評のサイドブラインドモニターも、オプションで設定しているからです」
「モニタ下のマルチファンクションスイッチは、フーガやこのスカイラインなどの上級車種は上から指を下ろして操作するピアノタッチ。それ以外では垂直になっています。スイッチの配置は共通で、中央がメインメニュー、横に3列に機能スイッチを配置しています」