ロサンゼルスオートショー(ロサンゼルスモーターショー)のプレス公開デー初日、最も力が入っていたのは『R8』の北米デビュー、『TTロードスター』のワールドプレミアという2つの発表を行ったアウディだ。
アウディは品質の評価、顧客満足度、売り上げとすべてがアメリカで急速に向上しており、2006年は最初の9カ月ですでに90万台を売り上げる、と好調そのもの。
そのアウディが、「世界で最も重要なコンバーチブルカーマーケット」であるロサンゼルスで発表した新型TTロードスターは、「アウディ全体の売り上げの1%を占めるに過ぎないが、そのコンセプトは100%アウディを体現している」と称されるモデル。
アメリカでの販売は来年秋以降の予定で、価格などは確定していないが、11万−15万ドルになる、というスポーツカーだ。アルミとスチールとを併用したボディで軽量化に成功し、サイズがこれまでのTTより大きく、しかもより速く、燃費は従来以下が達成できると言う。
このTTロードスターを運転して登場したのは俳優のモリー・シムズとジェイムズ・デントンで、華やかなプレゼンテーションの中注目度も一番、アウディの元気のよさを見せつける記者発表となった。