スクールバスを飲酒運転した男を逮捕 タレコミ電話が発端

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熊本県警は11月27日、スクールバスを飲酒運転したとして57歳の男を道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。この男の飲酒運転を知らせる匿名の電話が警察に入り、急きょ行った飲酒検問において摘発したという。

熊本県警・牛深署によると、この男は11月27日の午前8時ごろ、天草市久玉町付近の国道266号でスクールバス(大型バス車両)を飲酒運転した疑いがもたれている。男からは呼気1リットルあたり0.45ミリグラムのアルコール分を検出。この状態で市立小学校児童や市立中学校の生徒あわせて45人を運んでいた。

同署に対しては同日の午前7時30分ごろ、市民から「スクールバスの運転手は酒に酔っている」旨の匿名電話が入った。同署ではこれを受けて警察署前での緊急検問を実施。回送中のバスを停止させたという。

このバスは地元のタクシー会社が運行しているが、逮捕された男は通常はスクールバス運行の勤務には就いておらず、この日は退職した運転手に代わって臨時で入った。バスの運行開始が早朝であることから運行管理者による出発時の点呼は行われず、帰社した時点で点呼とアルコール検知を行うことになっていた。警察の調べに対して男は「前夜に飲んだ酒が残っていた。軽率だった」などと供述している。

《石田真一》

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