【運命体験】BMW『iDrive』で操作する新型『iPod nano』

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【運命体験】BMW『iDrive』で操作する新型『iPod nano』
【運命体験】BMW『iDrive』で操作する新型『iPod nano』 全 18 枚 拡大写真
◆エクスペリエンス

今回借りたクルマは『330i』だ。3シリーズ用のiPod接続キットの価格は税込み5万1450円。 専用インターフェース・ユニット、車両本体側接続ケーブル、iPod用接続ケーブル、取り扱い説明書が料金に含まれているがこの他に工賃がかかるので注意が必要だ。

さてiDriveによるiPodの操作は、iPod接続キットがiPodをCDチェンジャーにみなして接続をしているためCDチェンジャー操作と同様である。

残念なのはそれが露骨にわかってしまうこと。CD1、CD2、CD3…と表示されるメニューは、実はiPodを操作する場合は、プレイリスト、アーチスト、アルバム、曲、ジャンル、作曲者の検索方法に対応している。実際に操作してみたが、各検索方法を選んだ場合の階層関係がわかりにくいため、プレイリスト検索を多用することになった。

逆に言えば、プレイリストが登録してあれば快適に操作できる。iDriveのお約束は階層を上がる場合はダイヤル全体を上に“コクッ”とシフトさせ、階層を下がる場合はダイヤルを“ポンッ”と押さえつけることである。これらの動作に加えて独特の反力をもつダイヤル回転を組み合わせて操作する選曲は慣れればリズミカルに行うことができる。

iPodの操作系インターフェイスにアップルが徹底的にこだわったのと同様、BMWはiDriveのこのタッチ&フィールに90年にわたるブランドのこだわりを注ぎ込んでいる。

インターフェイスでもう一つ。iPodではあたりまえだが、選曲が決定するまでは、その前の曲が流れたままだ。選曲の楽しみが増すこの仕様を私個人としては大いに支持したい。
  1. «
  2. 1
  3. 2
  4. 3
  5. 続きを読む

《三浦和也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. セナのF1マシンにインスパイア、12台限りのロータス『エミーラ』が公開…IAAモビリティ2025
  3. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  4. 「小さなハヤブサ」と「小さなYZF-R1」が宿っている…同じ250ccスポーツでも全く違う!? スズキ『GSX250R』とヤマハ『YZF-R25』を乗り比べてみた
  5. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る