日産は人気のミッドサイズモデル、『アルティマにクーペ』を新たに投入、ロサンゼルスモーターショーで発表した。これでアルティマはV6エンジン、4気筒エンジン、ハイブリッドセダン、クーペとバラエティに豊かさを追加。
日産によると、クーペユーザーはセダンユーザーとは異なる特徴、ニーズがあるという。一般的にクーペを求めるユーザーは、より魅力的なデザイン、パフォーマンス、クイックレスポンスなどを求め、ファミリーカー的ニーズが高いセダンユーザーとはやや性格が異なる。
そのためアルティマクーペは特にそのプロフィールにおいて美しい曲線を描き、彫刻的で、パワーを感じさせるデザインを採用。アルティマクーペは07年夏から販売予定。
1996年にはアメリカでの販売モデルが6車種だった日産は、10年で16車種を提供するまでに成長した。アメリカでの年間販売台数も40万台に届こうとしている。
日産では来年1月のデトロイトでコンセプトカー『ローグ』を発表予定で、さらにラインナップの充実を図る。