1989年、8代目『スカイライン』が登場する。運動性を重視し、先代よりも大幅にシェイプアップしたスタイリングとなり、本格的スポーツセダンとして生まれ変わった。
先代と比べ4ドアで70mm、2ドアで130mm全長が短いショート・オーバーハング・プロポーション、重量も50kg以上も軽く、新開発4輪マルチリンクサスペンションとの相乗効果で、走りは飛躍的に向上していた。
1989年8月、「GT-R」の名が16年ぶりに復活。直6・DOHC・2.6リットル280馬力の「RB26 DETT」エンジン、電子制御トルクスプリット4WD・アテーサETS、4輪マルチリンクを採用し、全日本選手権でも無敗を誇った。