日野、神戸に大規模中古車センター設置 メカニックの研修センター

自動車 ビジネス 企業動向

日野自動車は、兵庫県神戸市に日野ユートラックの「神戸中古車センター」を開設したと発表した。

神戸中古車センターは、国内日野ディーラー全体の中古車流通量を増加させるため、中古車選定の利便性の向上を図ることを目的に開設した。

日野と日野ユートラックは、2007年度以降国内トラック需要が縮小すると予測される中、中古車事業を日野のコアビジネスとして拡大するため、今回神戸市に中古車センターを開設した。

これまで関東地区(東京都西多摩郡瑞穂町)に中古車センターを設置して運営してきたが、西日本エリアにも新たにディーラーの中古車を集約した拠点を設置することを検討してきたが、需要動向や交通アクセスが便利な神戸ポートアイランドが最適と判断した。

これにより、従来の東京での在庫一括集約から、今後は西日本でも集約し2拠点体制となることから、現車確認の際の移動時間の短縮など、顧客の利便性の向上が図れる、としている。

開設した中古車センターは敷地面積が1万1628平方メートルで、常時200台の中古車を展示する。

同時に「神戸研修センター」も開設した。日野グループ全体のサービス技術力の向上を目指すため、国内販売会社のサービスエンジニア向けの実技研修を増強して、より多くのエンジニアに集合教育を実施していくための施設となる。

日野では、これにより国内販売会社のサービス対応力を向上させて、顧客満足度向上に結び付けていく方針だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  2. 日産『GT-R』生産終了、4万8000台を製造し18年の歴史に幕…次期型に知見継承へ
  3. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  4. マツダ『ロードスター』35周年、歴代4モデルのピンバッジを先行販売…8月29日から
  5. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る