11月29日午前、愛知県豊明市内の市道で、丁字路交差点を右折しようとしていた大型バスと直進中の乗用車が出会い頭に衝突した。この事故で双方の車両が小破。バスの乗客12人と、乗用車を運転していた男性が重軽傷を負っている。
愛知県警・愛知署によると、事故が起きたのは11月29日の午前9時ごろ。豊明市栄町梶田付近の市道で、丁字路交差点を右折しようとした大型バスと、直進してきた乗用車が出会い頭に衝突した。
バスには近くの寺に向かう参拝客約50人が乗車していたが、このうち12人が衝突時の衝撃に耐えられず転倒。打撲などの軽傷を負ったほか、乗用車を運転していた21歳の男性が腰の骨などを折る重傷を負い、いずれも近くの病院に収容されている。
現場は比較的見通しの良い交差点。警察では双方の安全確認に怠りがあったものとみて調べを進めている。バスは貸切で、乗客の大半は高齢者だった。
