駅伝の応援スタイルを変える ワンセグ データコンテンツ配信実験

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駅伝の応援スタイルを変える ワンセグ データコンテンツ配信実験
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去る12月2日(土)、静岡県静岡市で、しずおか市町村対抗駅伝(参加42市町村/47チーム/470名)に連動する形で、ワンセグデータコンテンツを配信する社会実験(静岡放送、ITSスマートモール研究会・静岡部会、総務省)が行われた。

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■実験はおおむね成功、次なる課題も見えてきた

総務省・東海総合通信局の松山和馬氏は今回の社会実験について「沿道で駅伝を観戦する人のニーズや行動パターンに応じたタイムリーな情報提供を、いままでにない高いレベルで実現できた」と語り、ワンセグを使ったデータコンテンツ配信の先進性や利便性の高さが裏づけられた、という認識を示した。

さらに松山氏は、今回の実験を通じて「ナビゲーション技術を応用した現在位置表示機能の必要性など、新たなニーズも見えてきた。より質の高いサービス提供のために、総務省としても協力していきたい」と述べ、さらに高度なデータ配信システムの開発や、コンテンツ拡充への期待を表明した。

■応援選手の順位や途中タイムを自在に表示

しずおか市町村対抗駅伝は今回で7回目となる。静岡県内各市町から選出された総勢470名の代表選手が、10区間・全42.195キロを走破する人気の市民駅伝だ。静岡放送が生中継を行い、従来のアナログ放送のほか、今年からはワンセグ端末向けのサイマル放送も実施された。

ワンセグ端末ユーザーは、静岡放送による音声付き生中継映像を見ながら、同時に各選手たちの順位や区間タイム、コース解説など、いままでの中継放送では伝えきれなかった詳細情報が見られるようになる。これにより駅伝の沿道観戦をより重層的に楽しむことができるようになった。

■公共交通機関を使った移動をナビゲートするコンテンツも

観戦ポイントが広範囲に渡る駅伝のようなイベントの場合、観戦者は観戦ポイントで応援した後、すぐにゴール地点まで移動する、という行動を取るケースがよくある。そこで今回の実験では、沿道観戦者がスムーズに移動できるよう「沿道応援ガイド」という公共交通機関へのアクセスガイドが配信された。

いくつか用意された応援コースごとに、徒歩や電車のルート、所要時間などが示される仕組みだ。さらにはクルマのドライバーに向けた、駅伝に伴う道路交通規制情報を確認できるコンテンツも用意された。これは特にワンセグ対応カーナビの利用者にとって、有益な情報となったはずだ。

他にも、応援スポット近くの街歩きガイド情報や、素敵なプレゼントが抽選で当たる駅伝クイズなど、様々なユニークなコンテンツが配信された。

ワンセグを使ったデータ配信は、あらゆる場面で活用が期待される次世代型情報配信サービスの筆頭といっていい。今回のような市民対応駅伝という地域に密着した人気イベントを舞台にしたデータコンテンツ配信は、ある一定の成功を見たといえる。今後はワンセグ対応端末の普及や配信コンテンツの拡充が課題となるだろう。

●第7回しずおか市町村対抗駅伝
主催:静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送

●ワンセグデータコンテンツ配信社会実験
静岡放送、ITSスマートモール研究会・静岡部会、総務省

《安原武志@DAYS》

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