最新ボンドカー、日本初公開! アストンマーチン DBS

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最新ボンドカー、日本初公開! アストンマーチン DBS
最新ボンドカー、日本初公開! アストンマーチン DBS 全 1 枚 拡大写真

東京六本木のホテルで11日、アストンマーティンジャパン主催のパーティが行われ、映画007最新作『カジノロワイヤル』に登場したアストンマーチン(アストンマーティン)『DBS』が披露された。
招待されたセレブリティや顧客が見守る中、黒いベールが外されると、シックに輝くシルバーのDBSが姿を現し、出席者から感嘆の声があがった。

映画用のクルマは、一瞬でも細部までハッキリと写ってしまうため、仕上がり品質に手が抜けない。モーターショー展示のクルマ以上に、細心の注意が払われて仕上げられたDBSは、アストンマーチンの伝統あるクラフトマンシップの健在を、強くアピールしていた。

エクステリアデザインは、アンダーボディにカーボンファイバーを多用し、レーシングカーの雰囲気を演出。インテリアも上質スウェード張りか、あるいは最高級アルカンタラ(合成スウェード)を巧みに使用し、機能的でレーシーな雰囲気が新時代のボンドカーに相応しいリアリティを感じさせている。

DBSは、フラグシップモデルである『ヴァンキッシュS』の後継モデルと予想されるが、市販には多少のディチューンないし変更があるだろう。デザインは時間を掛けて練り上げられており、「セレニティ」=「静ひつ」という言葉を思い起こさせる。

筆者:荒川健(あらかわ・けん)---1949年生まれ、多摩美大卒。三菱自動車で『MT90X』、マツダでユーノス『プレッソ』や同『500』のチーフデザイナーを歴任。1995年独立し、デザインフォースアソシエイションを主宰。大手自動車メーカーのモーターショー出品コンセプトカー、韓国、中国メーカーの量産車デザインを手掛ける。現在パソコンテレビGyaOの『久米宏のCAR TOUCH!!』にデザインの指南役として出演中。

《荒川健》

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