GTアソシエイションは16日、2006年シーズン最後のSUPER GT公式プログラムとなる「SUPER GT AWARDS 2006」(スーパー GTアウォーズ)を開催した。会場は、東京の皇居に近い九段会館。
ファンが参加するスタイルでの表彰式は、今年で2回目となる。当日は、2千数百名の申し込みの中から抽選で選ばれた500名強のファンが参加し、大盛況となった。GTアソシエイションの高橋国光会長の「多数のファンが表彰式に参加してくれたことを非常に嬉しく思う」との宣言で開会した。
■ルーキー・オブ・ザ・イヤー
ロイック・デュバル
武藤英紀
(チーム:NAKAJIMA RACING・マシン:EPSON NSX)
獲得ポイント:51(優勝1回)
ルーキー・オブ・ザ・イヤーは、2006年シーズンに出場したルーキードライバーで、GT500およびGT300の両クラスを通じて、最も獲得ポイントが多かったドライバーに贈られる賞。デュバル選手は、受賞できて光栄であると同時に、「来年もがんばりたい」と抱負を語っていた。
■ベストパフォーマンス賞
細川慎弥(チーム:TEAM KUNIMITSU・マシン:RAYBRIG NSX)
獲得ポイント:79(優勝1回)/シリーズ2位
ベストパフォーマンス賞もGT500およびGT300の両クラスを通じた賞で、最も印象的な活躍をした選手に対して贈られる。受賞者は、SUPER GTを取材する記者、メディア担当者の投票によって選出された。
CS局のモータースポーツ中継や番組でお馴染みの、日本モータースポーツ記者会会長の高橋二郎氏が挨拶。レース自体も最後の最後まで激戦だったが、同賞の選出もかなりの激戦だったとのこと。
序盤こそ苦しんだが、中盤以降はかなりの速さを見せていた細川慎弥選手が受賞である。細川選手は、「優勝したもてぎよりも、結果的には3位だったが、本山選手と競ったオートポリスが印象に残っている」とのこと。