タクシー車内でウォッカを飲んだ運転手、送検へ

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長野県警は20日、今月15日に長野県松本市内でタクシーを飲酒運転し、他車への衝突事故を起こした56歳の男を道路交通法違反容疑で書類送検した。車内で少量のウォッカを飲んだという。

長野県警・松本署によると、この男は15日深夜、松本市寿北付近の市道でタクシーを駐車車両と対向車に衝突させた疑いがもたれている。男は勤務中で、事故後に行われたアルコール検知では呼気1リットルあたり0.4ミリグラムという比較的高い濃度のアルコール分を検出。明らかに「酒に酔った」という状態だった。

警察では道交法違反(酒気帯び運転、安全運転義務違反)容疑で検挙。事情聴取を進めてきたが、男は休憩中に立ち寄ったコンビニエンスストア駐車場でウォッカを少量飲んだことを大筋で認めていた。これはコンビニで購入したものではなく、車内に置いてあった(隠し持っていた)ことも捜査の過程で明らかになっている。

男は「これまで勤務中に飲酒したことはない」、「つい飲んでしまった、出来心だ」などと話しているが、警察では常習性があった可能性もあると判断。今回の書類送検を決めた。なお、男は16日付けでタクシー会社を懲戒解雇されている。

《石田真一》

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