走行中のゴミ収集車から出火、スプレー缶が原因か

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20日午後、滋賀県高島市内の市道で、走行中のゴミ収集車から出火するトラブルが起きた。車両への延焼を防ぐため、火の着いたゴミを作業員が道路に投げ捨てながら走る騒ぎとなった。火はすぐに消し止められ、周辺への被害も無かった。

滋賀県警・高島署によると、車両からの火災が発生したのは20日の午後2時ごろ。高島市今津付近の市道を走行していたゴミ収集車の後部荷台から煙が上がっているのを作業員が発見した。

回収したばかりの不燃ゴミの袋が燃えており、作業員はクルマへの延焼を防ぐ目的で、火が燃え移った袋を道路中央部に投げ捨てながらクルマを走行させた。袋が投げ捨てられた距離は約30mとなるが、火はすぐに消し止められ、車両や周辺への延焼被害はなかった。

警察と消防では出火の原因を調べているが、ゴミを圧縮収納させた際に「ボン、ボン」という鈍い爆発音が響いたという証言もあり、このことから中身の可燃性ガスが完全に抜かれないまま捨てられたスプレー缶が原因ではないかとみられている。

《石田真一》

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