悪質ひき逃げ、コンビニ配送のトラックだった

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宮城県警は26日、宮城県仙台市太白区内の市道で25日未明に発生した死亡ひき逃げ事件の容疑者として44歳の男を業務上過失致死や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。被害者を300m引きずっているが、「気づかなかった」と供述している。

宮城県警・仙台南署によると、問題の事故は25日未明に発生した。仙台市太白区西多賀3丁目付近の市道で、道路を横断しようとしていた56歳の男性が進行してきた普通トラックにはねられるとともに、トラックの底部に挟まれたまま約300mに渡って引きずられた。男性は全身を強打し、間もなく死亡している。

警察では悪質な死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。事故の起きた時間帯に現場付近を通行した可能性の高い車両の割り出しを進めたところ、コンビニエンスストアに雑誌を配送したトラックがあり、これが目撃情報にあった容疑車両と酷似していることもわかった。このため、このトラックを運転していた44歳の男をひき逃げ容疑で26日までに逮捕。取り調べを進めている。

調べに対して男は「現場付近を通行したことは事実」と認めながらも、ひき逃げについては「まったく身に覚えがない」と容疑を否認しているという。

《石田真一》

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