26日午後、愛媛県大洲市内の駐車場で軽乗用車が暴走し、車止めを乗り越えて約20m下の川まで転落する事故が起きた。クルマは水没し、運転していた40歳の女性は収容先の病院で死亡している。
愛媛県警・大洲署によると、事故が起きたのは26日の午後0時55分ごろ。大洲市河辺町植松付近にある大洲市役所河辺支所内の駐車場で、市職員の40歳女性が運転する軽乗用車が暴走。高さ約12cmの車止めを乗り越え、駐車場の約20m下を流れる川に転落した。
警察や地元消防が救出作業に当たったが、クルマは水深約2mの川底に沈んでいるのを発見。中破した際に車内に大量の水が流れ込んでおり、運転していた女性は病院に収容されて手当てを受けたものの、約2時間後に死亡した。溺死とみられている。
警察では関係者から事情を聞いて事故の経緯を調べている。