マツダの最新作である『CX-7』の価格は、306万円から366万円。2.3リットルのターボエンジン搭載車としてはちょっと高いような……(ちなみに同タイプのエンジンを積んだマツダスピード『アクセラ』は241万円だ)。
そんな価格面の疑問を、商品戦略を担当するマツダ国内営業本部ブランド推進部の遊上孝司さんにぶつけてみた。
「販売面でみなさんがライバルだと感じるのは日産『ムラーノ』やトヨタ『ハリアー』だと思います。CX-7は直4のターボエンジンですが、動力性能的にはそれらライバルのV6並なのです。それで価格的にはライバルの直4レベルだと思っています」
「比較すると、結局20万から30万弱くらい(ライバルのV6より)安いですから、魅力ではないでしょうか? ライバルにある直4モデルとはパフォーマンスが違うから、直接の比較にはならないかなと思っています」
ちなみにハリアーはFFで直4のベーシックモデルが266万7000円から、ムラーノの直4モデルは289万3800円だ。そしてV6モデルは、それぞれ319万2000円から(ハリアー)と347万1300円から(ムラーノ)である。