クライスラーはデトロイトオートショー(デトロイトモーターショー)で、コンセプトカーの『ナッソー』を発表する。クライスラーによると、ナッソーは4ドアラグジュアリー・クーペ(デザイン的にはセダンに見えるが)で、訴求するのはドライビング・ダイナミクスだという。
おそらくは現行『300C』の後継モデル、あるいは300Cの大幅リニューアルという位置づけになると思われるが、300Cよりもダッジ『マグナム』に近いパフォーマンスを誇る。エンジンは6.1リットル「HEMI」で、パワーはなんと425hp。0-60マイル/h(96km/h)到達が5秒というスポーツカー並みの加速度も自慢だ。
ナッソーという名前で発売されるかどうかは別として、コンセプトと言いつつもほぼ市販化を前提にしたこのスポーツクーペ、300C、マグナムに次いでクライスラーグループのヒット商品となりそうだ。