強制送還を恐れてひき逃げ

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三重県警は15日、昨年10月に三重県伊賀市内の県道で軽傷ひき逃げ事件を起こしたとして、バングラデシュ国籍を持つと自称する26歳の男を業務上過失傷害などの容疑で逮捕した。本国への強制送還を恐れたという。

三重県警・伊賀署によると、事故が起きたのは2006年10月1日の午後5時40分ごろ。伊賀市上野恵美須町付近の県道を19歳の女性が横断しようとしていたところ、進行してきた乗用車にはねられた。運転していた男はその場にクルマを乗り捨てて徒歩で逃走。女性は打撲などの軽傷を負っており、警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始した。

警察では目撃情報などから外国人が運転していたと断定。同市周辺で外国人を対象とした聞き込みを続けた結果、バングラデシュ国籍を持つと自称する26歳の男が容疑に絡んだと判断。この男から任意で事情聴取を行っていたところ、ひき逃げの容疑を大筋で認めたため、15日までに逮捕した。

調べに対して男は「事故を起こしたとして逮捕され、本国に強制送還されるのを恐れて逃げた」などと供述している。

《石田真一》

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