イノシシ、クルマ4台の多重衝突を起こす

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17日深夜、香川県観音寺市内の高松自動車道下り線で、本線上に侵入していたイノシシと走行中のクルマ4台が次々に衝突する事故が起きた。一部のクルマは衝突で中破し、2人が打撲などの軽傷を負っている。

香川県警・高速隊によると、事故が起きたのは17日の午後11時40分ごろ。観音寺市豊浜町箕浦付近の高松自動車道下り線で、第1車線(走行車線)を走行していた39歳男性運転の乗用車が、本線内に侵入していたイノシシ(体長約1m)と衝突した。

男性のクルマは衝突を回避しようと急ブレーキを掛けたが、後続のクルマ2台が追突。イノシシは第2車線(追越車線)に弾き飛ばされ、24歳女性の運転する軽乗用車とも衝突した。この事故でイノシシに衝突した2台のクルマの運転者は胸部打撲などの軽傷。他の運転者にケガは無かった。また、イノシシは2回の衝突で即死したとみられている。

現場は山間部を通行する片側2車線の区間。照明がなく、夜間は暗いという。警察では関係者から事情を聞き、事故の詳しい状況を調べている。この事故の影響により、高松自動車道は事故現場を含む大野原インターチェンジ〜川之江ジャンクション間が約1時間30分に渡って通行止めとなった。

《石田真一》

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