【新聞ウォッチ】軽35年ぶり首位交代へ 鈴木会長「台数の追求意味ない」

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【新聞ウォッチ】軽35年ぶり首位交代へ 鈴木会長「台数の追求意味ない」
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2007年1月22日付

●宮崎県知事、そのまま東氏、談合出直し選(読売・1面)

●バイオ燃料原料も需要拡大、トウモロコシ急騰、米シカゴ市場(読売・7面)

●ホンダ「ゼスト」花粉と防犯対策充実(読売・9面)

●三菱勢7連覇、パリダカ・ラリー(産経・18面)

●中国、自動車輸出、規制を強化、貿易業者も品質に責任(日経・6面)

●「軽」35年ぶり首位交代へ、今年の新車販売計画 スズキ5%減 58万台、台数、ダイハツが上回る(日経・9面)

ひとくちコメント

2007歴年の軽自動車の国内市場で、ダイハツ工業の新車販売台数がスズキを上回り、初めて首位になる見通しとなった、ときょうの日経が報じている。

スズキは今週25日に新春記者会見を予定しており、その席で今年の新車販売計画を発表する。日経によると、その台数が前年比5%減の 58万台、一方で公表済みのダイハツが62万台を見込んでいることから数字の上でもダイハツが初の首位になるからだ。

先週、筆者もある雑誌の取材でスズキの鈴木修会長にインタビューしたが、「台数の順位はマスコミの皆さんが読者に伝えやすいからお書きになるわけで、それに惑わされないようにしている」と、量より質を重視。初めて200万台を突破した昨年の軽市場に対しても「真の販売台数は195万台程度」と、残りの台数は“乱売”の数字と読んでいる。

もっとも、日産へのOEM分を含めた生産台数で比べれば「うちが首位」としながらも、「台数を追求するのは意味がない」とも強調していた。

《福田俊之》

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