何かに乗り上げた---死亡ひき逃げで女を逮捕

自動車 社会 社会

石川県警は19日、石川県川北町内の県道で17日未明に発生した死亡ひき逃げ事故の容疑者として20歳の女を逮捕した。被害者からは大型車のタイヤ痕が発見されており、今回逮捕の容疑者のクルマとは別の車両が最初にひいた可能性が高いとみられる。

石川県警・寺井署によると、問題の事故は17日の午前0時30分ごろ発生した。川北町壱ツ屋付近の県道で頭から血を流した女性が倒れているのを通行人が発見。女性は金沢市内の病院に搬送されたが、頭部を強打したことが原因で死亡した。死亡したのは現場近くに住む34歳の女性であることが後に判明している。

警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。能美市内に在住する20歳の女が容疑に関係したものとみて任意で事情を聞いていたところ、「道路に倒れていた何かに乗り上げた。乗り上げたことを感じたが、怖くなって逃げた」と供述。ひき逃げを大筋で認めたため、道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

逮捕された女は軽乗用車を運転していたが、被害者の着衣には大型車のものとみられるタイヤ痕も残されていた。「道路に倒れていた何かに乗り上げた」と女が供述していることから、被害者は最初に大型車にはねられた可能性が高いと判断。引き続きこの車両の行方を追っている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. 車検対応で排気効率も向上、ブリッツのエキゾーストシステム「ニュルスペック・カスタムエディション」に『ムーブ』『ステラ』が適合
  3. スクーターに求めるのは日常か、非日常か? “個性つよつよ”な2台、ヤマハ『NMAX155』とホンダ『ADV160』を徹底比較!
  4. かつてのマーチ、日産の新型『マイクラ』が初上陸!? 日本での販売計画は…ジャパンモビリティショー2025
  5. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る