TVオークションの大手、オークネットは、 2006年のTVオークションによる成約台数を集計し、タイプ別年間ランキングベスト10をまとめた。
それによると国産部門では第1位がトヨタ『セルシオ』だった。セルシオと人気を二分し、毎月1位を争ってきたスバル『レガシィーツーリングワゴン』は、僅差ながらも2位だった。
3位には、前年4位だったホンダ『ステップワゴン』がワンランクアップした。6位のマツダ『デミオ』と7位のトヨタ『エスティマ』は、平均して引き合いが強く、昨年よりも順位を上げた。トヨタ『ヴィッツ』は出品増加に伴い、ランク圏外からトップ10入りを果たした。
軽自動車部門では1位がスズキ『ワゴンR』で、2位がホンダ『ライフ』、3位がダイハツ『ムーヴ』となった。ワゴンRは幅広いグレード・価格帯での取り引きが多く、前年1位のライフを押さえ、総合ランクでも1位となった。
スズキの『MRワゴン』は昨年よりも大幅に出品を増やした上、引き合いを更に強め、圏外から大きくジャンプアップし7位にランクインした。ホンダ「ライフ4WD」は8位で、トップ10の中でも一番の高成約率となった。
輸入車部門は、幅広い年式で取り引きされたBMW『3シリーズ』セダンが昨年よりも400台以上出品を増やし1位となった。2位にはメルセデスベンツ『Eクラス』セダン、3位はメルセデスベンツ『Sクラス』だった。
メルセデスベンツは、輸入車部門のトップ10にS、E、『C』、『A』の4車種がランクインし、ブランドの人気の高さを示した。中でもAクラスは常に高い成約率を見せ人気だった。