飲酒運転のクルマ、逃走中にのり面へ乗り上げ立ち往生

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21日未明、佐賀県多久市内の農道で、信号無視の容疑でパトカーの追跡を受けていた乗用車が路外に逸脱してのり面に乗り上げる事故が起きた。警察では運転していた23歳の男を飲酒運転の現行犯で逮捕している。

佐賀県警・佐賀署によると、事故が起きたのは21日の午前3時30分ごろ。これより以前の午前3時10分ごろ、佐賀市鍋島町八戸付近の県道をパトロールしていた同署のパトカーが、赤色点滅の信号を無視して走り去る乗用車を発見。ただちに停止するように命じたが、クルマはこれを無視して逃走した。

クルマは約10kmに渡って逃げ続けたが、多久市東多久町納所付近の農道に進入した直後、ハンドル操作を誤ってのり面に乗り上げ、そのまま立ち往生した。男は徒歩で逃走を続けようとしたが、追ってきた警官に身柄を確保されている。

クルマを運転していたのは23歳の男で、呼気1リットルあたり0.49ミリグラムのアルコール分を検出したことから、道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕している。男は「飲酒運転の発覚を恐れて逃げた」などと話しているという。

《石田真一》

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