遮断機の下りた踏切へ強引に進入、列車と衝突

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21日朝、埼玉県さいたま市北区内のJR川越線の踏切で、遮断機が下りた後に踏切内に進入した乗用車と、上り快速列車が衝突した。クルマは約30mに渡って引きずられて大破し、そのまま炎上。運転していた21歳の女性は車外に脱出できないまま焼死した。

埼玉県警・大宮署によると、事故が起きたのは21日の午前8時10分ごろ。さいたま市北区日進町付近にあるJR川越線の踏切で、遮断機がすでに作動していた踏切に乗用車が進入。直後に現場を通過した上り快速列車(川越発、新木場行き。10両編成)と出会い頭衝突した。

乗用車は約30mに渡って引きずられて大破。直後に炎上した。燃料タンクが破損したためか、火の回りは早く、運転していた21歳の女性は車外に脱出できないまま焼死している。列車に乗客乗員約1000人にケガは無かった。

クルマは遮断棹を折って踏切内に進入しており、警察では事故と事件の両面から捜査を行っている。なお、事故を起こした列車の撤去作業を行うために現場へ派遣された救援列車が脱線したこともあり、JR川越・埼京線は長時間に渡って一部区間が不通となった。

《石田真一》

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