スズキの鈴木会長、インド政府から勲章を受章

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スズキの鈴木修会長は、インド自動車産業を通じて同国経済の発展に寄与したとして、インド政府から「インド国勲章(パドマ・ブーシャン)」を授けることが「インド共和国記念日」の26日に発表された。

スズキは1982年、日本の自動車メーカーの中でいち早くインドに進出し、合弁会社「マルチ・ウドヨグ」社で自動車生産を開始した。初年度は年間2万台の生産台数だったが、2006年には63万台を生産し、乗用車シェアは54%を占めている。

現在、インドは自動車産業の新興市場として世界中の自動車メーカーが進出しているが、スズキは自動車産業を通してインド経済の発展にパイオニアとして寄与したことが評価された。

鈴木会長は、受章について「身に余る光栄でございます。1983年の生産開始以来、マルチ・ウドヨグ社が発展を遂げることができたのも、インドの良きパートナーに恵まれたおかげであり、また、インドの方々が日本的な経営方式を理解していただいた賜物と考えております。この受章を励みとして、今後もインドの発展に尽力してまいる所存でございます」とコメントしている。

パドマ・ブーシャンは、インド大統領がインド共和国に対する優れた活動に対して授与するため、1954年に制定、日本では最近、森喜朗元首相が受章している。

《レスポンス編集部》

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