【日産 ピノ 発表】ベーシックなイメージを払拭

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【日産 ピノ 発表】ベーシックなイメージを払拭
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日産自動車から発売された『ピノ』はスズキ『アルト』のOEM供給車であるが、フロントバンパーやエンブレム、シート表皮には日産専用部品を採用し、うまく日産車の雰囲気に仕上げている。クルマに詳しくない人が見れば、ピノはスズキが生産するクルマだとわからないくらいだ。

ピノの商品企画を担当した日産自動車 商品企画本部 工藤圭子さんは「今まで発売してきた『モコ』も、スズキのOEM供給車とは知らずに見に来る方も多かったようです。ですが、お客様は実車を見て、スタイルや使い勝手を気に入って購入されるので、とくにベースのクルマやメーカーを気にする人は少ないようです」という。

確かに自動車メーカーに対するこだわりがない限り、ベースモデルのメーカーは気にならないだろう。ただし、アルトは代々、使い勝手のよさと同時に、低価格もウリにしていただけに、ベーシックなイメージも定着してしまっている。

そのため最近は若い女性というよりも、年配の男性が乗っている姿が目立ってきている気がする。だが、ピノならデザインも日産らしく変更され、新しい車名も与えられたモデルなので、そういったベーシックなイメージを払拭できた格好だ。したがって、若い女性でも気軽に購入することができる、カジュアルな雰囲気の軽自動車といえるだろう。

《岡島裕二》

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