2006年輸出台数…50%超え、摩擦懸念も

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日本自動車工業会が発表した2006年の四輪車輸出台数は、596万6672台で、前年比18.1%増となり、5年連続で前年を上回った。

車種別では、乗用車が529万5497台、同21.4%増と大幅に増えた。トラックは57万7974台で、同5.6%減とマイナスだった。バスは9万3201台で、同19.6%増だった。

このうち、ノックダウン方式の輸出は、乗用車が18万1773台で、同6.4%増、トラックが19万2510台で、同5.4%減、バスが1万143台で、同0.3%減で合計が38万4426台だった。

仕向け地別では、北米向けが同34.2%増と急増したほか、欧州向けや中南米向け、中近東向けも増えた。アジア向けは現地生産シフトで同9.2%減とマイナスだった。

輸出金額は、車両分が1038億1379万ドル、部品分が305億6,587万ドルで、総額1343億7966万ドルとなり、前年と比べて15.5%増えた。

国内生産に占める輸出の割合は、52.0%となり、前年よりも5.2ポイントアップし、摩擦の危険水域と言われる50%を超えた。

《レスポンス編集部》

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