軽トラック、直線路で歩行者を次々にはねる

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1日未明、島根県松江市内の県道で、路肩を歩いていた男性2人が後方から走ってきた軽トラックにはねられる事故が起きた。クルマは急ハンドルを切った弾みで約10m先の駐車場に突っ込み、ここでも男性1人をはねている。一連の事故で3人が死傷した。

島根県警・松江署によると、事故が起きたのは1日の午前4時55分ごろ。松江市西川津町付近の県道を歩いていた60歳と58歳の男性に対し、後ろから走ってきた軽トラックが衝突した。軽トラックは衝突を回避しようと急ハンドルを切ったが、この弾みで約10m先の駐車場に突っ込み、ここでも53歳の男性をはねた。

この事故で60歳の男性が全身強打で事故から約5時間後に死亡。58歳と53歳の男性は骨折や全身強打の重傷を負い、近くの病院に収容されて手当てを受けている。警察では軽トラックを運転していた59歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕。60歳の男性死亡後は容疑を同致死傷に切り替えて調べを進めている。

現場は見通しの良い直線区間。この事故の約15分前に駐車場にいた53歳の男性が運転するクルマが、交差道路を進行してきた別のクルマと衝突事故を起こし、同署員が出動して駐車場内で事情を聞いていた。路肩を歩いていた男性2人は、男性から事故発生の一報を受けて現場に向かって歩いている最中だったという。

《石田真一》

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