工事現場にトラックが突っ込み、警備員3人死傷

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3日未明、静岡県富士市内の国道1号バイパス下り線で、ガードレール交換作業を行っていた現場に普通トラックが突っ込む事故が起きた。この事故により、交通整理を担当していた警備員の男性2人が死亡、1人が軽傷を負った。

静岡県警・富士署によると、事故が起きたのは3日の午前4時55分ごろ。富士市五貫島付近の国道1号バイパス下り線で、中央分離帯のガードレール交換工事を行っていた現場に、後方から走ってきた普通トラックが突っ込み、車線変更を促す標識を掲示していた作業用トラックに衝突した。

衝突によって押し出された作業用トラックは交通規制に使っていた表示機などの撤去作業を行っていた警備員の男性3人を次々にはね、このうち56歳と42歳の男性が全身強打で間もなく死亡。別の42歳男性も打撲などの軽傷を負った。警察ではトラックを運転していた25歳の男性から業務上過失致死傷容疑で事情を聞いている。

現場は見通しの良い片側2車線の直線区間。工事は中央分離帯側の第2車線の通行を規制した状態で行われていた。当時も車線規制は有効な状態で、追突された作業用トラックも左側への車線変更を促す表示を掲示したままだった。追突してきたトラックは80-100km/hの速度で突っ込んでおり、ブレーキ痕が確認されないことから、警察では居眠りの可能性が高いとみている。

《石田真一》

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