ヤマハ発動機の梶川社長、これからフィリピン、パキスタンで攻勢を

自動車 ビジネス 企業動向
ヤマハ発動機の梶川社長、これからフィリピン、パキスタンで攻勢を
ヤマハ発動機の梶川社長、これからフィリピン、パキスタンで攻勢を 全 1 枚 拡大写真

ヤマハ発動機は6日、2006年12月期の連結決算会見を行い、その席上、梶川隆社長はフィリピンやパキスタンの二輪車市場に自ら直接介入し、積極的に市場を開拓していく考えを示した。

ヤマハ発動機は現在、フィリピンについては100%インデペンデントの地元代理店に二輪車の販売を任せ、またパキスタンについてはマイノリティ出資で二輪車の販売を行っている。

しかし、両市場とも総需要が伸びているのに、ヤマハ製の二輪車は低迷が続き、シェアも落としている。インドネシア、タイ、ベトナムとは好対照の状況になっている。

そのため、フィリピン、パキスタンについては「これから再構築して、シェアアップに向けエネルギーを注入していく」と梶川社長は強調した。

また、アフリカ市場については、中国製のコピー二輪車が入って需要は伸びているが、ヤマハ発動機のものに比べて、半値、3分の1の価格で売られているので、今のところ参入する予定はないそうだ。「もう少し市場が落ち着くまで様子を見る」(梶川社長)という。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  5. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る