アルプス電気4−12月期連結決算…大幅減益 競争激化で

自動車 ビジネス 企業動向

アルプス電気が発表した2006年4−12月期の連結決算は、営業利益が同42.3%減の209億円と大幅減益となった。

売上高は同1.6%減の5239億円と減収だった。

電子部品事業では、自動車の電装化やデジタル機器の普及などを背景にコンポーネント・車載電装事業は増収となったものの、他の事業が伸びなかった。音響製品事業は、iPodダイレクトリンクなど高付加価値製品が好調だったほか、カーナビゲーションの新製品も投入したが、価格競争の激化で売上げは減収だった。自動車メーカー向けはカーナビの純正装着率の増加、搭載モデルの販売好調などで、増収となった。

物流事業では、主要顧客である電子部品メーカーのニーズに沿った拡販活動や物流提案を進めたことから増収となった。

価格競争激化で電子部品事業の収益率が悪化したことから、経常利益は同37.1%減の232億円、当期純利益は同58.4%減の63億円と大幅減益となった。

通期の業績見通しは前回発表したものを据え置いた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る