軽傷ひき逃げ容疑で警部を逮捕、飲酒運転の可能性も

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兵庫県警は5日、兵庫県高砂市内で帰宅途中に軽傷ひき逃げ事故を起こしたとして、兵庫県警・尼崎南署で警務課長職にある58歳の警部を業務上過失傷害と道路交通法違反の容疑で逮捕した。飲酒運転の疑いもあり、慎重に調べを進めている。

兵庫県警・高速隊によると、事故が起きたのは4日の午後5時ごろ。高砂市北浜町付近の姫路バイパス上り線で、渋滞の最後部に位置していた25歳女性運転の軽乗用車に対し、後ろから走ってきた乗用車が追突した。女性は追突によって打撲などの軽傷を負ったが、追突してきた乗用車を運転していた男はその場から逃走した。

警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始。目撃されたナンバーから容疑車両を特定した結果、このクルマは尼崎南署で警務課長職にある58歳の警部が所有していることがわかった。同隊では午後7時ごろに高砂市内の自宅に帰宅していた警部から任意で事情を聞いたところ、ひき逃げ容疑を大筋で認めたことから逮捕している。

逮捕当時、警部は酒に酔った状態。アルコール検知では酒気帯び相当量のアルコール分を検出したが、これについては「帰宅後、自宅でビールを飲んだ」などと話しているという。警察では飲酒運転の発覚を恐れて逃走した可能性もあるとして、警部から引き続き事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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