12月18日、7代目となる新型ダイハツ『ミラ』が発売された。新型ミラは新型『ムーヴ』とプラットフォームを共用していることもあり、ホイールベースもムーヴと同じ2490mmと長い。全高は立体駐車場の利用ができる1530mmに抑えているが、先代と比べると随分と大きく立派になったように見える。
新型ミラの開発を担当した、商品企画部の寺西俊英さんは「ムーヴを買われるお客様の中には、もう少し背の低いムーヴが欲しいという声も多く、私達もそれは感じておりました」という。
「そのため、今までミラがカバーしてきた、背の低いセダンのベーシックな軽自動車は『エッセ』に任せ、ミラでは背の低いムーヴのようなパッケージングを採用しています。ポジション的にも少し上級にシフトして、エッセとムーヴの中間ぐらいになったと思います。また、新型は日本では5ドアだけの販売になる予定です」
新型ミラはロングホイールベースにより、居住性は先代ムーヴ並みに広くなっている。さらに「カスタム」のリヤシートにはスライド機構が付くので、ラゲッジの使い勝手もムーヴのように優れている。
ムーヴのような全高の高いミニバンタイプの軽自動車に乗っていて、ロールの大きさが不快に感じたり、立体駐車場の利用ができなくて不便に思っている人には、新型ミラはちょうどよいクルマになるだろう。