今仙電機製作所が発表した2006年4−12月期の連結決算は、営業利益が前年同期比37.2%増の17億2200万円となり、大幅増益となった。
売上高は同7.1%増の529億5300万円と増収だった。
このうち、自動車部品関連事業が同7.0%増の492億5200万円、営業利益が同35.2%増の14億8900万円と好業績をあげた。
ワイヤーハーネス関連事業は売上高が同8.8%増の20億1600万円、営業利益が同50.4%増の1億1300万円だった。福祉機器関連事業も順調だったが自動車販売関連事業は売上高が同14.5%増の8億4200万円、営業赤字は1800万円だった。
所在地別では、日本が好調で北米は営業黒字に転換した。アジアは増収だったが、営業減益となった。
経常利益は自動車部品事業などの好調で同20.0%増の17億8100万円、当期純利益は前年同期の2200万円の赤字から10億6600万円の黒字に転換した。
通期業績見通しは前回発表したものを据え置いた。