旭テックが発表した2006年4−12月期の連結決算は、売上高が前年同期比64.2%増の678億3100万円、営業利益が同57.2%増の22億7900万円と大幅な増収増益となった。テクノメタルを買収したため、売上げ、利益とも急増した。
売上高は、トラックの国内及び輸出による需要増、自動車・二輪車の新規部品の受注増、タイ国内の自動車部品の需要増があったのに加え、買収したテクノメタルが加わり、大幅増収となった。
利益も売上げの増加やタイ子会社への生産移管などによるコストダウン、テクノメタルの利益が上乗せとなり、営業増益となった。
経常利益は同89.6%増の19億2800万円、当期純利益は同887.7%増の9億9400万円だった。
通期業績見通しは前回発表したものを据え置いた。