川島織物セルコン4−12月期連結決算…赤字拡大 自動車など収益悪化

自動車 ビジネス 企業動向

川島織物セルコンが発表した2006年4−12月期の連結決算は、営業損益が3億400万円の赤字となり、前年同期の1億8500万円の赤字から赤字幅が拡大した。

売上高は前年同期比41.6%増の591億7200万円と大幅増収となった。これは、川島織物とセルコンが合併したためで、インテリアファブリック事業の売上げが大幅に増えた。

収益は自動車・列車・航空機の内装材事業が国内で売上げが減少して採算が悪化し、営業赤字が拡大した。また、財務改革の一環で設定したコミットメントラインの組成に伴う費用の発生で、営業外費用が増えて、経常損失は前年同期より3億6400万円悪化して4億9600万円の赤字となった。

当期純利益は特別利益として投資有価証券の売却益を計上したが、製品返品損失などの特別損失を計上、前年同期に6億7600万円だった赤字は10億7300万円の赤字に膨らんだ。

通期の業績見通しは前回発表したものを据え置いた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの最高峰セダン『LS』36年の歴史に幕、SNSでは「センチュリーが後継モデルに?」との期待も
  2. 「かっこよすぎて悶える」ホンダ『プレリュード』レーシングカー公開!SNSでは「来年が楽しみ」と活躍に期待
  3. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
  4. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  5. ポルシェ『カイエン』次期型のEV、インテリア先行公開…14.25インチOLED製フルデジタルメーター採用
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る