東名高速で約30分間に3件の事故、計9人死傷

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6日午前、愛知県新城市内の東名高速道路上り線で、トンネル入口付近の壁面に乗用車が衝突する事故が起きた。この事故による通行止めを発端とする渋滞の中でも2件の追突事故が発生しており、約30分の間に2人が死亡、7人が重軽傷を負っている。

愛知県警・高速隊によると、1件目の事故が起きたのは6日の午前11時30分ごろ。新城市中宇利付近東名高速上り線のトンネル入口で、42歳の男性が運転する乗用車が左側の壁面に衝突。避けきれなかったトラックと乗用車が相次いで追突した。この事故で最初に衝突した乗用車が大破し、運転していた男性が死亡。後続車2台に乗っていた3人が打撲などの軽傷を負っている。

この事故によって現場付近の通行が不可能になったことで渋滞が発生したが、西に約3km離れた同市内で、午前11時45分ごろに31歳男性が運転する普通トラックが道路左側のガードレールに衝突する単独事故を起こした。渋滞の車列に気づくのが遅れ、衝突を避けようと路肩に進出したことが原因とみられている。

その10分後の午前11時55分ごろ、さらに3km離れた豊橋市石巻西川町付近で、渋滞の最後部に位置していた軽トラックに対し、後ろから走ってきた大型トラックが追突。合計5台が関係する多重衝突事故に発展した。軽トラックは大破炎上し、運転していた39歳の男性が死亡。3人が重軽傷を負っている。

現場はいずれも片側2車線の区間。警察では3件とも漫然運転が事故の主因とみている。

《石田真一》

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