BMWグループの1月販売実績、BMWのみ好調

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BMWグループは、1月のグループ全ブランドの販売台数が前年同月比0.5%増の9万4276台だったと発表した。

BMWブランド単体では同3.0%増の8万629台だった。同社では今後、ニュー『3シリーズ・コンバーチブル』、『5シリーズ』と『1シリーズ』のマイナーチェンジモデルが3月に発売されるほか、昨年11月にアメリカで発売された『X5』が3月から欧州で発売されることから、今後も順調な販売が続くとしている。

フルモデルチェンジした『MINI』の販売台数はマイナスとなった。オックスフォード工場ではニューMINIの生産に力を入れており、販売台数で世界一のアメリカ市場では2月に発売される予定。この供給の事情から、MINIの販売台数は同12.3%減の1万3622台となった。しかし、全体としては、2007年は、過去最高の販売台数である2005年の20万428台の記録を更新する予定。

ロールスロイス『ファントム』の1月の販売台数は、同16.7%減の25台だった。ロールスロイスも2007年は過去最高の販売台数である2006年の806台の記録を更新する見込み。夏にロールスロイス『ファントム・ドロップヘッド・クーペ』(コンバーチブルモデル)を追加するためで、世界初公開されたデトロイトモーターショーでは、高い評価を得た。

BMW AG販売およびマーケティング担当ミヒャエル・ガナル取締役は「我々は、2007年も3つのブランド全てにおいて、過去最高の販売台数の更新に向けて邁進していきます。そして、プレミアム自動車メーカーとしてトップの位置を確固たるものにするつもりです」とコメントしている。

一方、モーターサイクルの販売台数は同5.1%増の4152台に達し、好調な滑り出しとなった。

《レスポンス編集部》

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