東京ラヂエター製造が発表した2006年4−12月期の連結決算は、営業利益が前年同期比13.0%減の15億7800万円となり、大幅減益となった。
売上高は同13.2%増の197億3900万円と2ケタの増収となった。国内及び海外の自動車メーカー向けの製品が好調に推移したため、大幅増収となった。
収益面では、原材料価格の高騰に加えて、将来を見据えて設備投資による減価償却費が増加した。新機種立ち上げに伴う費用も増加して営業減益となった。経常利益は同11.2%減の15億6500万円、当期純利益は同4.1%増の9億7400万円だった。
通期業績見通しは前回発表したものを据え置いた。