タチエス、公開買い付けで自己株取得

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タチエスは13日、公開買い付けによる自己株取得を同日開催の取締役会で決議したと発表した。取得した自己株は金庫株とし、資本効率の向上につなげる。

同社の発行済み株式の10.85%にあたる380万株を、1株972円、総額38億円で取得する。2月14日から3月13日までの28日間にわたり買い付けを行う。一株当たりの取得価額は、昨年11月10から2月9日(取締役会開催前の営業日)の3カ月の、東証での終値の平均値とした。

同社は創立50周年を機に策定した「ビジョン2010」で、2010年度の連結売上高2500億円、ROE(株主資本利益率)10%を目標に据えている。自社株を取得し、金庫株として保有することで、一株あたりの利益効率を高めることが狙い。

《編集部》

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