上信越自動車道の「魔のカーブ」でまた

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13日朝、長野県千曲市内の上信越自動車道下り線・更埴ジャンクション(JCT)で、ランプウェイを進行していた乗用車が側壁に衝突する事故が起きた。この事故で1人が重傷を負っている。現場は昨年8月に転落が相次いだ“魔のカーブ”と言われた場所だった。

長野県警・高速隊によると、事故が起きたのは13日の午前7時40分ごろ。千曲市雨宮付近の上信越道下り線・更埴JCTで、23歳の男性が運転する乗用車がランプウェイを進行中に路外へ逸脱し、右側の側壁に衝突した。

クルマは衝突によって大破し、右後部座席にシートベルト未着用の状態で同乗していたとみられる23歳の女性が頭部骨折の重傷を負い、近くの病院に収容されている。運転者などにケガはなかった。

現場は昨年8月に速度超過状態でランプウェイに進入したトラックが積荷を落としたり、トラック自体が転落したりと、事故が相次いだことから「魔のカーブ」と呼ばれることになった場所。昨年11月にこれまでの2車線を1車線に減らす対策が行われたほか、これまで衝突が多かった左側側壁の補強を実施してきた。

今回の事故は右側側壁への衝突だが、事故自体はこれまでと同じく速度超過が原因と考えられている。

《石田真一》

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