大阪府警のワーストレコードを更新した駐車違反男を逮捕

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大阪府警は15日、大阪府内では過去最多となる102回の駐車違反を繰り返しながら、理由も無く出頭を拒み、反則金の納付を拒否していた37歳の男を道路交通法違反(指定放置駐車違反)容疑で逮捕した。そしてこの日、103枚目の反則キップが交付されたという。

大阪府警・淀川署によると、この男は2006年4月から今年1月までの間、大阪市淀川区宮原付近の市道などに自己所有のクルマを放置。大阪府警の管内では過去最多となる102回の駐車違反を繰り返した疑い。そしてこの日、捜査員が張り込み中に103回目の駐車違反を行ったことを確認したため、逮捕された。

男は駐車違反を開始した昨年4月にクルマを購入。自宅近辺に駐車場が見つからないことから、駐車禁止区域であることを承知しながら、自宅マンションに隣接する市道にクルマを放置。勤務先でも同様に駐車違反を重ねていた。

調べに対し、男は「駐車場が見つからないし、自宅や勤務先の前に置くと歩かずに済んで楽だった」と供述。容疑を大筋で認めている。男が納付を拒んでいた反則金の総額は157万円になるという。

なお、大阪府警の管内における同一人物の駐車違反最多回数は81回がこれまでの記録だったが、今回の合計103回はこのワーストレコードを大きく塗り替えた。81回の駐車違反は約30カ月に及んだが、今回は約10カ月で達成している。

《石田真一》

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