スキーツアーバスが橋脚に激突、27人が死傷

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18日早朝、大阪府吹田市内の府道(通称:大阪中央環状線)で、走行中の大型バスが側道との分離帯に接触して弾き飛ばされ、中央分離帯部分に設置されたモノレールの橋脚に激突した。バスは前部が大破し、添乗員1人が死亡。乗客26人が重軽傷を負った。

大阪府警・吹田署によると、事故が起きたのは18日の午前5時25分ごろ。吹田市津雲台7丁目付近の大阪中央環状線西行き車線を走行していた大型観光バスが道路左側にある側道との分離帯に接触。そのまま道路右側に弾き飛ばされ、中央分離帯部分に設置された大阪モノレールの高架橋脚に激突した。

衝突によってバスは前部が大破。最前部の補助席に座っていた16歳のアルバイト添乗員の男性が全身強打で間もなく死亡。21歳の男性運転手と、前部座席に座っていた乗客2人が骨折などの重傷。他の乗客23人も打撲などの軽傷を負った。

バスは前夜に長野県安曇野市内を出発し、大阪に向かっていたスキーツアーバス。道路運送法では、夜間に運行するバスなどでは交代要員を配置することが義務付けられているが、事故を起こしたバスには1人しか運転手が乗っていなかった。

現場は片側3車線の見通しが良い直線区間。警察では運転していた男性の回復を待って事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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