ルノー、日産、マヒンドラ&マヒンドラが合弁でインドに工場を建設

自動車 ビジネス 企業動向

日産自動車は、仏ルノー社、インドのマヒンドラ&マヒンドラ社とともに、タミル・ナードゥ州チェンナイ市に新工場を建設し、乗用車とSUVを生産すると発表した。3社は同日タミル・ナードゥ州政府と覚書を交わした。
 
3社の投資額は今後7年間で400億ルピー(1096億円)以上で、車両工場を建設、これに加えてルノーと日産はパワートレイン工場を建設する。投資比率は、マヒンドラ&マヒンドラ50%、ルノー・日産50%。
 
年間生産能力は、2009年後半の生産開始以降、7年間で40万台まで増やす予定。チェンナイは、南インドの東岸に位置し、自動車並びに自動車部品産業が発展している。港湾設備などのインフラや人財採用の環境が整っていることから今回の工場建設地選定の決め手となったとしている。
 
今回の共同生産事業により、生産効率化を図るとともに、3社による共同購買にも取り組み、コスト削減を図る。
 
日産は、2004年に、SUVモデル『エクストレイル』を投入し、インド市場へ参入した。2005年には100%子会社であるインド日産を設立した。同社は日産ブランド車を現地生産することにより、需要が拡大するインド市場に本格的に参入する。さらに、輸出拠点としての可能性も検討する。

《レスポンス編集部》

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