第77回ジュネーブモーターショーにおけるアウディのハイライトは、世界初公開の新型クーペ、『A5』。全長4.63m、4人乗りの上級クーペだ。ヨーロッパでは3月6日から受注を開始、デリバリーは6月から。
エンジンは、モデル導入時は1.8FSI(170bhp=125kW)、3.2FSI(265bhp=195kW)、2.7TDI(190bhp=140kW)、3.0TDI(240bhp=176kW)のラインナップで、1.8TFSI(170bhp=125kW)が秋に追加される。
ギアボックスは6MTが標準設定。3.2FSIと2.7TDIには「マルチトロニック」CVTがオプション設定され、これのマニュアルモードは8段。駆動レイアウトは基本的にFFと4WDから選べるが、2.7TDIマルチトロニックは前輪駆動、3.0TDI・6MTは四輪駆動の設定となっている。
高性能仕様『S5』も同時にラインナップされ、こちらはV8・FSI(354bhp=260kW)を搭載する。6MT、四輪駆動。0-100km/h加速は5.1秒と発表されている。
ほかにアウディスタンドでは市販モデルの中で最もパワフルなディーゼルエンジンを搭載する『Q7 4.2 TDI』が世界初公開だ。
なおアウディの日本法人によるとA5、Q7 4.2 TDIとも日本導入は未定。