ダイハツ工業は、創立100周年を記念して史料展示館「Humobility World(ヒューモビリティワールド)--人とクルマの発見ワールド--」を5月7日に開館の予定。
展示館は、大阪府池田市の本社社屋に隣接して新設、特徴的な外観の鉄骨造4階建で延床面積は約2900平方メートル。「人・家族に優しい」「地球に優しい」自動車づくりをテーマに、体験型展示を中心とする「楽しみながら学ぶことのできる施設」とのこと。
各階の展示テーマは、2階は同社のはじまりである発動機から初期の車までの姿を紹介、創立初期の発動機「LH−25型」や自動車製造の初期型となる「三輪自動車」などを展示する。
3階は過去の車両展示により、現在でも色あせない価値を伝える。日本の高度経済成長期に、街のヘリコプターと呼ばれ活躍した『ミゼット』や、東京オリンピックの年に、オリンピアより聖火コースを完走した『コンパーノベルリーナ』などを展示する。
4階は未来のモビリティの可能性と夢を子供から大人まで分かりやすく伝える。未来のモビリティを伝える映像とサイエンスショーを組み合わせた「ヒューモテック ラボ」や、未来のモビリティ技術を体感できるドライビングシミュレーターなどを展示する。