【新聞ウォッチ】豊田章男副社長、トヨタの目標は「世界一」よりも「街一番」

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【新聞ウォッチ】豊田章男副社長、トヨタの目標は「世界一」よりも「街一番」
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2007年3月3日付

●フォードCEO 赤字1.5兆円、ボーナス7億円(読売・10面)

●環境省と石油業界 エコ燃料 製法対立 バイオエタノール混合法巡り(読売・37面)

●米新車販売 日本3社が最高、2月ビッグ3 GMのみ増(朝日・12面)

●東証4日続落下げ幅1000円、投資家、買控え広がる(産経・3面)

●バス不正車検、ふそう、日産ディ、日野も 重量偽装全メーカーで横行入(東京・1面)

●関西ペイント インド南部に塗料工場、トヨタ・日産進出に対応(日経・13面)

●豊田章男副社長に聞く、トヨタ 調達部門の戦略、部品メーカーと互助・共生(日経・13面)

ひとくちコメント

「商品に魅力がなかったら、世界一になっても買ってもらえなくなる」---トヨタ自動車の豊田章男副社長がきょうの日経のインタビューでこう語っている。

今年、GMを抜き生産・販売世界一となる見込みだが、トヨタはどう変わっていくのかという問いに対し「どういうステージになろうが仕事のやり方はあまり変わらない」と述べ、「世界一」「国一番」「街一番」の看板を掲げた三軒の歯医者のうち、最も患者の支持を得たのが「街一番」だったという話を例に挙げて「(トヨタも)街一番の自動車会社になることを目標にしましょうと言い続けている」と語っている。

「謙虚さ」が伝わる実にわかりやすい例え話である。水面下では次期社長を巡る駆け引きが行われているようだが、拡大し続けるトヨタグループを束ねられるのは、有能な参謀よりも求心力のある人物のほうがふさわしいだろう。

《福田俊之》

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