ホンダ『クロスロード』(2月22日発表)は『ストリーム』と共通のプラットフォームを採用していることから、エンジンもストリームと同じ、1.8リットルと2リットルが用意され、FFと4WDが設定されている。
ただし、トランスミッションに関しては、ストリームの2.0リットルはCVTを採用しているが、クロスロードは全車5速ATを搭載している。
クロスロードの車両実験を担当した本田技術研究所の太田孝弘さんは「クロスロードにCVTを採用することも考えましたが、SUVらしい走りを追求するために、あえて5速ATを採用しています。燃費を重視するミニバンではCVTが有利ですが、クロスロードの走りにマッチしているのはATだと思います」
「リアルタイム4WD車のシステムは『CR-V』譲りですし、4WD車にはヒルスタートアシスト機能付きのVSAが標準装備ですので、雪道など滑りやすい路面でも高いスタビリティを発揮してくれます」とコメント。
クロスロードのエンジンはストリームと共通だが、最適化されたギヤ比の5速ATとすることで、動力性能はSUVらしい力強いものに仕上げられているようだ。