サンデードライバーを意識した新しい定額プランを用意した『インターナビ・プレミアムクラブ』だが、インターナビ推進室の今井武室長は「新プランの導入で、これまで利用を躊躇っていた新たな顧客層の開拓が狙える」と説明する。
インターナビ・プレミアムクラブの利用者数は約50万人。このうちウィルコム専用の通信カード『RB01-P』を購入し、使い放題プラン(定額制)を利用しているのは約1万5000人だが、今井室長いわく「この1万5000人は感度の高い“新しいモノ好き”で、インターナビの牽引役」だという。
渋滞情報の提供やフローティングカーシステムに魅力を感じ、インターナビの通信機能を積極的に使ってきた人たちなわけだが、フローティングカー情報の充実を図るには“それ以外の人たち”を開拓する必要があり、それが今回の新プラン導入のきっかけになった。
「週末しかクルマに乗らない人にとって、月額1050円は高いかもしれないけど、525円なら使ってくれるんじゃないかと思っています」と今井室長。
ライトプランの上限料金は使い放題プランよりも高く設定されているが、使い放題プランと料金的に並ぶ40回以上の接続が見込まれる月だけライトプランから使い放題プランに変更することも可能となっている。プラン変更を行う手間は掛かるが、夏休み期間中など、あらかじめクルマを使うことがわかっている場合には有効ともいえる。